/

日立の大みか事業所、「世界の先進工場」に選出

大みか事業所のプリント基板生産ライン

日立製作所は10日、大みか事業所(茨城県日立市)が世界経済フォーラム(WEF)より世界の先進工場に選出されたと発表した。日本企業では初となる。あらゆるモノがネットにつながるIoT技術や、データ分析などを使った生産効率化や品質管理が評価された。

WEFは第4次産業革命を引っ張る世界で最も先進的な工場を「Lighthouse(灯台、企業の指針)」として選出しており、大みか事業所が加わった。IoT技術などの活用により、制御装置の生産リードタイムを5割短縮し、プリント基板生産ラインの生産性を3割向上した点が評価された。

高い信頼性を実現する独自のソフトウエア設計開発手法で開発した制御システムを、交通や鉄鋼など約4000件導入した実績も考慮された。シミュレーション環境を使った品質管理により、検査効率を7割高めた点なども選出理由だ。

大みか事業所は日立が注力するIoT基盤「ルマーダ」を率先して導入しており、国内外の顧客にルマーダを紹介する「ショーケース」の役割も果たす。2018年度はルマーダのショーケースとして国内顧客約280社、海外顧客約40社の訪問があった。

WEFは2018年からLighthouseを選出している。初回は1000以上の製造現場を調査し、独ボッシュや仏電機大手のシュナイダーエレクトリックなどの9工場を選んだ。今回は4回目の発表として新たに18工場を選出し、合計で44工場となった。これまで日本の企業や工場は選ばれなかったが、大みか事業所に加え、米ゼネラル・エレクトリック(GE)のヘルスケア部門の日本法人であるGEヘルスケア・ジャパンの日野本社工場(東京都日野市)などが名を連ねた。

(井原敏宏)

すべての記事が読み放題
有料会員が初回1カ月無料

関連企業・業界

セレクション

トレンドウオッチ

新着

注目

ビジネス

ライフスタイル

新着

注目

ビジネス

ライフスタイル

新着

注目

ビジネス

ライフスタイル

フォローする
有料会員の方のみご利用になれます。気になる連載・コラム・キーワードをフォローすると、「Myニュース」でまとめよみができます。
新規会員登録ログイン
記事を保存する
有料会員の方のみご利用になれます。保存した記事はスマホやタブレットでもご覧いただけます。
新規会員登録ログイン
Think! の投稿を読む
記事と併せて、エキスパート(専門家)のひとこと解説や分析を読むことができます。会員の方のみご利用になれます。
新規会員登録 (無料)ログイン