佐賀県、第三者の事業承継促進 金融機関・バトンズと

2020/1/9 19:36
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佐賀県は9日、佐賀銀行など県内8金融機関や中小企業向けに事業承継のマッチングサイトを運営するバトンズ(東京・千代田)と、中小の事業承継支援で協定を結んだ。バトンズのプラットフォームを利用し、全国規模で企業の買い手を探して県内の産業基盤維持につなげる。後継者確保が難しくなる中、第三者による事業承継を促進する。

中小の事業承継支援へ佐賀県は県内8つの金融機関やバトンズと協定を結んだ(9日、佐賀市内)

中小の事業承継支援へ佐賀県は県内8つの金融機関やバトンズと協定を結んだ(9日、佐賀市内)

参加した金融機関は佐賀銀行のほか、佐賀共栄銀行、佐賀信用金庫、唐津信用金庫、伊万里信用金庫、九州ひぜん信用金庫、佐賀東信用組合、佐賀西信用組合。バトンズが協定を結ぶのは3県目だが、地元金融機関がすべて参加するのは初めて。各金融機関はそれぞれ顧客の事業承継支援に取り組みながら、難航した場合などに約3万8千人の利用者がいるバトンズのサイトを活用する。

地方には事業承継を支援するアドバイザーが少ないため、その育成にも力を入れる。金融機関の勉強会や事業者向けセミナーへの講師派遣で協力する。9日の協定締結後には佐賀市内で最初のセミナーが開かれ、金融機関の担当者ら約70人が出席した。今後はアドバイザーの対象を司法書士らに広げ、自らの得意分野で部分的なアドバイスができる人も増やす。中小企業では身内に後継者がいない場合、経営者が事業継続を諦める傾向が強い。第三者に継承してもらう方法や意義などの啓発活動もする。

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