ベトナムでソフト開発 三谷産業、新たな拠点

情報システム事業などを手掛ける三谷産業は9日、ベトナムのソフト開発子会社の開発拠点を中部のフエ市に設けたと発表した。事業拡大に伴うもので、日本企業から受注するほか、現地の日系企業の情報システム構築を請け負う。フエ市には別の建設関連の子会社の支店もあり、技術者の交流を促して人材育成にもつなげる。
新たな拠点は「オレオ・インフォメーション・テクノロジー」のフエ支店。本社のあるホーチミン市に続いて2カ所目の開発拠点となる。8日から11人で営業を始めており、21年度に40人体制に拡大する。
三谷産業は約1年前に別の子会社の拠点をフエ市に設けており、現地の大学や自治体とのネットワークを構築。人材確保や事業展開がスムーズに進められると判断した。