リコー、中国で新工場 4月に稼働

2020/1/9 18:47
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リコーは9日、中国・広東省の東莞市に新設した工場を今年4月から稼働させると発表した。2019年内の稼働を見込んでいたが、工場周辺の道路などのインフラ整備が遅れて、稼働時期がずれ込んだ。新工場では複合機を生産する予定。稼働開始とともに生産能力をアジアに集約し、欧米は商業印刷などのマーケティング拠点に位置づける。

2020年4月から稼働予定のリコーの中国・広東省の新工場(写真は完成イメージ)

新工場は17年に中国で設立したオフィスプリンティング機器の生産会社「リコー・マニュファクチュアリング(チャイナ)」が運営する。工場の新設にかかった投資額は約75億円。最新のロボットや設備を導入することで生産工程を自動化し、生産効率を従来より3割高めているという。太陽光発電設備や置換空気・空調システム、自然採光・自然換気システムなど環境負荷の少ない設備も活用する。建屋面積は約7万平方メートル。

新工場の稼働とともに、アジアの生産拠点の再編も加速させる。中国・深セン市にある2工場も20年中に生産終了し、新工場に生産機能を集約する。将来は工場で生産した製品がどのように使われているかを一元管理していくことを目指す。

(高木雄一郎)

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