企業倒産、一転増加へ 中小の後継者難が深刻に

経済
2020/1/9 23:00
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日本経済新聞 電子版
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中小企業には最低賃金引き上げも重荷になる(廃業した町工場)

中小企業には最低賃金引き上げも重荷になる(廃業した町工場)

リーマン・ショックがあった2008年を直近のピークに減ってきた企業倒産が増勢に転じる見込みだ。19年は1~11月の件数が約8千件。通年で18年実績(約8200件)を上回り、20年も増加傾向が続く見通し。バブル崩壊後に不動産関連などの倒産が相次いだ1990年代と異なり、後継者難から事業継続に行き詰まる事例が目立つ。世界経済の減速懸念も重なり、少子高齢化といった構造問題が日本経済に重くのしかかっている。

「前社長が代を終えたことに伴い閉店することになりました」――。東京・千代田の主要駅近くにある靴店は創業から90年余りの歴史に幕を閉じた。最近の企業倒産の理由で目立つのが、人手不足を原因としたものだ。

東京商工リサーチによると、19年1~11月の倒産件数は前年同期比0.9%増の7679件。月間の平均は698件で「12月中旬までの日次データを見ると12月の倒産件数は600件を上回る」…

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