AGC、薄型の両面デジタルサイネージ

2020/1/9 16:43
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AGCは両面表示ができる厚さ9ミリメートル以下のデジタルサイネージ(電子看板)「インフォベール ペーパーライクスクリーン」を開発した。両面表示タイプでは同社で最も薄型となる。有機ELを採用して薄型化を実現した。鉄道やバスの車内で天井からつるす広告などでの活用を想定する。11月に発売する予定で、用途に合わせた製品の開発を進める。

AGCが開発した両面表示できる薄型デジタルサイネージ。厚さ9ミリメートル以下を実現した

パナソニックソニーにルーツを持つJOLED(ジェイオーレッド)製の有機ELをAGCのガラスに内包した。従来品は液晶を使っており、厚さが10数ミリメートル程度だった。ガラスが利用されているドアや窓などでの活用を想定する。ガラスに内包することでデジタルサイネージとしての強度も高めた。両面で別々の映像を表示することもできる。

まずは鉄道向けに製品開発を進める。液晶ディスプレーをガラスに張り合わせたAGCの「インフォベール」は、東京駅の地下や埼玉高速鉄道で採用されている。今回、ディスプレーとガラスを張り合わせる技術を有機ELに応用して薄型化を実現した。液晶を使っていた従来品に比べて数ミリメートル程度薄くなり、用途の幅が広がる。

AGCは、23年の発売を目指し透明なディスプレーを組み込んだ窓ガラスの開発を進めるなど、ガラスを加工する技術を応用した製品開発を進める。

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