凸版印刷、AI校閲システム開発 みずほ銀行が導入

2020/1/9 12:58
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凸版印刷は人工知能(AI)の活用により、企業ごとの基準で文章の校閲を可能にする「AI校閲・校正支援システム」を開発した。第1弾としてみずほ銀行にこのほど導入した。広告パンフレットなどの制作に活用する。誤表記などを即座に検出でき、業務の効率化が期待できる。凸版印刷は2023年3月までに関連受注も含め累計100億円の売り上げを目指す。

AIに金融業界の専門用語などを学習させた。文章をシステムのクラウド上にあげれば、業界や導入企業における表記を、各企業の基準に合わせてチェックできる。漢字など一般的な誤字脱字も検出する。

凸版印刷は広告物のほか、社内文書など幅広く活用されることを想定した。作成するものによって異なる基準を複数用意できる。システムは制作段階を問わないため、制作者が初期段階から使うことでミスを防げるという。

凸版印刷とみずほ銀行は、18年12月にパンフレットなどの広告で同システムの実証実験をした。みずほ銀行では、商品・サービス部門が広告物をつくり、確認部門が一括して問題がないかチェックしていた。システムの導入で部門同士のやりとりの回数や修正指示が減り、業務を効率化できたという。凸版印刷は今後、金融以外にも同様のシステム開発を検討する。

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