/

ISID、農産品の履歴を可視化 ブロックチェーン活用

農業データ流通基盤「スマッグ」で記録した農産品の情報は、商品に付いたQRコードをスマホで読み取ることで取得できる

電通国際情報サービス(ISID)はブロックチェーン技術を活用して農産品の生産から販売までの情報を記録するデータ流通の仕組みを開発した。生産者の情報や出荷記録の改ざんなど食品偽装を防止。トレーサビリティー(生産履歴追跡)を向上し、地場産品のブランド化を支援するほか、消費者に信頼性の高い生産情報を提供できるようにする。

開発したのは農業データ流通基盤「SMAGt(スマッグ)」。ネット上の複数のコンピューターで情報を共有し取引記録の改ざんを防ぐブロックチェーン技術を活用。農産品の生産から出荷、流通、販売までのサプライチェーン(供給網)全体の情報を改ざんできない形で記録する。自治体や生産者への導入を想定する。

消費者は農産品に付いたQRコードにスマホをかざすと、農産品の生産者や農薬や堆肥の使用状況などの生育環境、流通過程などの情報を取得できる。農産品の背景情報を知った上で、安心して商品を購入できるようになる。

ISIDは2019年11月から12月にかけて、地域商社とっとり(鳥取市)と共同でスマッグを活用した実証実験に取り組んだ。鳥取県の地場農産品であるナシをマレーシアへ輸出し販売。スマッグでナシの生産過程と取引状況を記録した。

ISIDは今後、スマッグの事業化を見据えて自治体や企業などへの導入実験を進める。

春割ですべての記事が読み放題
今なら2カ月無料!

関連トピック

トピックをフォローすると、新着情報のチェックやまとめ読みがしやすくなります。

関連企業・業界

セレクション

トレンドウオッチ

新着

ビジネス

暮らし

ゆとり

新着

ビジネス

暮らし

ゆとり

新着

ビジネス

暮らし

ゆとり

フォローする
有料会員の方のみご利用になれます。気になる連載・コラム・キーワードをフォローすると、「Myニュース」でまとめよみができます。
春割で申し込むログイン
記事を保存する
有料会員の方のみご利用になれます。保存した記事はスマホやタブレットでもご覧いただけます。
春割で申し込むログイン
Think! の投稿を読む
記事と併せて、エキスパート(専門家)のひとこと解説や分析を読むことができます。会員の方のみご利用になれます。
春割で申し込むログイン