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「イランの核兵器保有を許さず」 8日のトランプ米大統領の演説要旨

 トランプ米大統領のイラン情勢に関する8日の演説要旨は以下の通り。

私が米国の大統領である限り、イランが核兵器を保有することは決して許さない。

イラン政権による昨晩の攻撃で米国民の犠牲はなかった。米軍基地の被害も最小限にすぎなかった。偉大な米軍兵力はいかなる事態にも準備ができている。イランは身を引いているようだ。それは全ての関係者、世界にとって良いことだ。米兵の素晴らしい技能と勇気に敬意を表する。

あまりにも長すぎる間、各国はイランの中東やその他の地域での破壊的でかく乱的な行動を許容してきた。そんな時代は終わった。イランは第1のテロ支援者で、その核兵器開発は文明世界を脅かしている。我々は決してそれを実現させない。

先週、我々は冷酷なテロリストが米国民の生命を脅かすのを阻止する断固とした措置を取った。私の指揮により、米軍は世界のトップ・テロリストであるソレイマニを排除した。コッズ部隊の指導者として、ソレイマニは最悪の残虐行為の責任者だった。ヒズボラを含むテロ組織を訓練し、一般市民を標的とした攻撃を実行した。地域全体で血なまぐさい内戦をあおった。多数の米兵を凶暴に傷つけ、殺害した。

ソレイマニは最近のイラクでの攻撃を指示し、米兵4人に重傷を負わせ、米国民1人を殺害した。バグダッドの米大使館への凶暴な攻撃を画策した。彼は米国に対する新たな攻撃を計画していたが、我々は彼を止めた。

ソレイマニの両手は米国民らの血にまみれていた。ソレイマニを除去することで、我々はテロリストに力強いメッセージを送った。

米国は直ちにイラン政権に対する追加の懲罰的経済制裁を発動する。強力な制裁はイランが態度を改めるまで維持する。

イランの敵対行為は、2013年の愚かなイラン核合意後に大きく増加した。イランは合意から得た資金を使って派手にテロを実行し、イエメン、シリア、レバノン、アフガニスタン、イラクを地獄に陥れた。昨晩発射されたミサイルは、(米国の)前政権が提供した資金で買われたものだ。イラン政権は自国の支配も大幅に強化し、イラン全土で起きた多くの抗議デモで1500人を殺害すらした。

欠陥だらけのイラン核合意はまもなく失効し、イランは核開発強行に向けた道に突き進むことになる。イランは核開発の野望を放棄し、テロ支援をやめなければならない。英国、ドイツ、フランス、ロシア、中国はこの現実を認める時が来ている。

各国はイラン核合意の残りかすから離脱し、世界をより安全で平和な場所にする協定に向けて協力しなくてはならない。またイランが繁栄し、その莫大な潜在能力を活用できるような協定を結ばなくてはならない。イランは偉大な国になり得る。

私は本日、北大西洋条約機構(NATO)が中東のプロセスにより関与するよう求める。この3年間、私の指導の下、米国経済はかつてなく強く、米国はエネルギー独立を達成した。こうした歴史的成果は米国の戦略的優先を変えた。中東での選択肢ができた。我々は独立しており、中東の原油を必要としていない。

米軍は我が政権下で完全に再建された。米軍はかつてなく強力だ。ミサイルは大きく、強く、正確、破壊的で、速い。多くの極超音速ミサイルを製造中だ。こうした素晴らしい軍と装備を保有しているからといって、使用しなくてはならないわけではない。使用したくはない。軍事的、経済的な米国の力は最善の抑止力だ。

3カ月前、過激派組織「イスラム国」(IS)とその支配地域を100%破壊した後、我々は野蛮な指導者、バグダディを殺害した。ISはイランの当然の敵だ。ISの壊滅はイランに有利であり、我々はこの問題やその他の共通の優先課題で協力すべきだ。

イランの国民と指導者たちへ。我々はあなた方に素晴らしい未来を望んでいる。自国が繁栄し、世界の国々と調和する未来だ。米国は求める者とは誰でも、平和の追求に応じる用意がある。

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