海保、大和堆で北朝鮮船1308隻に警告 19年

2020/1/8 18:47
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海上保安庁は8日、日本海の好漁場・大和堆周辺で2019年に行った北朝鮮漁船への対応状況をまとめた。違法操業したり、周辺に接近したりした北朝鮮船延べ1308隻に対し、日本の排他的経済水域(EEZ)からの退去を警告し、うち252隻には放水した。18年は警告1624隻、うち放水513隻だった。中国漁船への警告も延べ12隻あった。

日本海の大和堆周辺で北朝鮮漁船(右)に放水する海上保安庁の巡視船(2019年11月)=同庁提供・共同

海保によると、北朝鮮船への警告が減った大きな要因は、イカの漁期に当たる6月から7月に現れた漁船が少なかったことだが、詳しい理由は不明としている。

大和堆周辺に近づく漁船の数は変動があり、6月をピークに一時少なくなった後、8月下旬から再び増加。12月にはほぼなくなった。8月に北朝鮮船とみられる高速艇が海保の巡視船に接近、小銃で威嚇したケースや10月に水産庁の漁業取締船と衝突した北朝鮮漁船が沈没する事故が発生した。

北朝鮮のものとみられる木造船の漂流、漂着の確認件数も公表。158件で、18年の225件から減少した。このうち新潟県・佐渡島では12月、船から7人の遺体を確認。1月に島根県や青森県で見つかった船には計6人の生存者がいた。〔共同〕

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