米「ベトナムの悪夢」当面回避 イランとの戦争望まず
兵力圧倒もゲリラ戦なら泥沼化

トランプ政権
イラン緊迫
高坂 哲郎
中東・アフリカ
北米
編集委員
2020/1/8 17:13 (2020/1/9 2:16更新)
情報元
日本経済新聞 電子版
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展開次第ではイラン革命防衛隊が中東各地で米軍に非対称戦を挑みかねない=ロイター

展開次第ではイラン革命防衛隊が中東各地で米軍に非対称戦を挑みかねない=ロイター

トランプ米大統領は8日(日本時間9日未明)、イランによる在イラク米軍基地へのミサイル攻撃を踏まえつつも、当面は追加攻撃には動かない姿勢を示した。米軍が大規模な反撃に出れば、イラン側は中東各地の米軍拠点などへの攻撃拡大に加え、配下の武装組織を使ったゲリラ攻撃などに乗り出す可能性がある。米国としては、かつてのベトナム戦争と似たような泥沼に陥ることを回避した形だ。ただ、トランプ氏の方針は短期間に変わることも多く、今後の展開は不透明だ。

「近代装備を保有するが、現地に十分な兵力を集積できていない米軍」対「装備は旧式だが、非対称戦が得意で地の利もあるイラン革命防衛隊+イラン国防軍」――。米国とイランの中東地域での対立の構図を軍事面で概観するとこうなる。…

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