中国ロヨル、全周ディスプレーのスマートスピーカー

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BP速報
2020/1/8 14:20
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円筒形状の全周を曲面ディスプレーで覆ったスマートスピーカー「Mirage Smart Speaker」(写真:日経 xTECH)

円筒形状の全周を曲面ディスプレーで覆ったスマートスピーカー「Mirage Smart Speaker」(写真:日経 xTECH)

日経クロステック

中国の柔宇科技(ロヨル)は、米ラスベガスで開幕した世界最大のデジタル技術見本市「CES」の開幕前日に開催したプレスカンファレンスで、2020年中に発売する2つの新製品を明らかにした。同社は有機ELディスプレーを手掛ける新興メーカーで、韓国のサムスン電子や中国の華為技術(ファーウェイ)に先駆けて折り畳みスマートフォン「FlexPai」を製品化したことでも知られる。

1つめの新製品は、手書きのメモやスケッチを簡単にデジタルデータ化できるスマートパッド「RoWrite 2」である。手帳型のパッドにフレキシブルセンサーが搭載されており、パッドとスマホアプリを連携させた状態で、パッド上に置いた紙に専用のペンで記入すると、そのデジタルデータを生成し、スマホアプリに送るというものである。

スマートパッド「RoWrite 2」(写真:日経 xTECH)

スマートパッド「RoWrite 2」(写真:日経 xTECH)

同社は同様の製品「RoWrite」を17年に発売しており、RoWrite 2はその後継機種に当たる。RoWrite 2では、フレキシブルセンサーの改良によって大幅な小型軽量化を実現した。具体的には、RoWriteはパッドの外形寸法(閉じた状態)が225×272×20ミリ、重さが775グラムだったのに対し、RoWrite 2ではそれぞれ180×240×12.5ミリ、420グラムである。

ロヨルは、RoWrite 2を中国、米国、欧州、および日本で販売する。出荷開始は、中国が2020年3月、それ以外の地域が同年4月を予定している。価格は、中国向けが779人民元、米国向けが129米ドル、欧州向けが129ユーロ、日本向けが1万3998円である。

RoWrite 2の使用イメージ(出所:ロヨル)

RoWrite 2の使用イメージ(出所:ロヨル)

2つめの新製品は、円柱形状の全周を曲面ディスプレーで覆ったスマートスピーカー「Mirage Smart Speaker」である。ロヨルのアクティブマトリックス式有機EL(AMOLED)ディスプレーを使用している。さらに、この曲面ディスプレーにはスマートパッドと同様のフレキシブルセンサーが搭載されており、タッチ操作が可能だ。ディスプレーの大きさは7.8型、解像度は1920×1440画素。

アプリケーションプロセッサーは、米クアルコムの「APQ8053」を採用した。音声アシスタントには、米アマゾン・ドット・コムの「Alexa(アレクサ)」を利用できる。

Mirage Smart Speakerの特徴(ロヨルの資料を日経 xTECHが撮影)

Mirage Smart Speakerの特徴(ロヨルの資料を日経 xTECHが撮影)

Mirage Smart Speakerについては、米国および英国で販売する。出荷開始は20年第2四半期(4~6月)の予定。価格は、米国向けが899米ドル、英国向けが799ポンドである。

プレスカンファレンス会場では折り畳みスマホ「FlexPai」も展示していた(写真:日経 xTECH)

プレスカンファレンス会場では折り畳みスマホ「FlexPai」も展示していた(写真:日経 xTECH)

(日経 xTECH 高野敦)

[日経 xTECH 2020年1月7日掲載]

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