NYダウ反発、68ドル高 ハイテク株中心に押し目買い

2020/1/7 6:37
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【NQNニューヨーク=張間正義】6日の米株式相場は反発した。ダウ工業株30種平均は前週末比68ドル50セント(0.2%)高の2万8703ドル38セントで終えた。米国とイランの対立激化を警戒する売りが先行し、下げ幅は一時200ドルを超えた。ただ、原油先物相場が一時下げに転じると投資家のリスク回避姿勢が和らいだ。主力ハイテク株を中心とした買いで次第に下げ渋り、上昇して終えた。

米軍によるイラン革命防衛隊司令官の殺害を受け、シーア派が多数を占める隣国のイラク議会は米軍を含む外国部隊の駐留を終わらせる決議を5日に採択した。これに対し、トランプ米大統領は「イラクが我々に撤退を要求し、非常に友好的ではない方法を取れば、これまで見たことのない制裁を科す」と警告したと伝わった。報道を受け、中東情勢の悪化を警戒する売りが先行した。

もっとも、米イランの対立が戦争にまで発展するとの予想は少ない。中東産原油の供給懸念から上昇していたニューヨーク原油先物が一時下げに転じると、株式市場でも投資家の警戒感が和らいだ。リスク回避の動きは一時的とみた投資家が、主力株に押し目買いを入れたようだ。年初で新規の投資資金が流入しやすいことも相場を押し上げた。

スマートフォンのアップルや外食のマクドナルドが高い。アナリストが目標株価を引き上げたアルファベットが上場来高値を更新した。一方、地政学リスクの影響を受けやすいデルタ航空やアメリカン航空など空運株は安い。

ハイテク株比率が高いナスダック総合株価指数は前週末比50.695ポイント高の9071.465で終えた。アマゾン・ドット・コムや交流サイトのフェイスブックなど主力ハイテク株が総じて上げた。動画配信のネットフリックスと顧客情報管理のセールスフォース・ドットコムも上げが目立った。

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