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LG電子、AI家電を拡充 洗濯機やテレビなど披露

【ラスベガス=佐藤浩実、広井洋一郎】韓国LG電子は6日、白物家電やテレビへの人工知能(AI)の搭載を広げる構想を披露した。服の状態に合わせて洗い方を変えることで衣類の傷みを抑える洗濯機や、映画館での視聴に近い画質で見られるテレビなどを紹介。朴日平(パク・イルピョン)最高技術責任者(CTO)は「AIで暮らしを変える」と強調した。

世界最大のデジタル技術見本市「CES」の開幕に先立ち6日朝に開いた記者会見で、AIを活用した洗濯機を紹介した。衣類の重量や材質を検知し、最も適した洗い方や洗浄時間を導き出すという。担当者は「(洗濯による)衣類へのダメージを15%抑えられる」と話す。会見では発売時期や価格への言及はなかった。

テレビでは2020年に発売する新機種から、映画の原作に近い画質で見られる機能を付ける。定額制の映像配信サービスが広がっているためで、会見でもLGのスマートテレビで「ネットフリックス」や「アップルTV+」などが見られることを強調した。半導体メーカーのエヌビディアと組み、ゲームに適した映像表現も可能にする。

6日はトヨタ自動車や韓国の現代自動車、独ボッシュといった自動車関連の企業が相次ぎ会見を開き、新製品やサービスを発表する予定だ。ソニーパナソニックも記者会見をする。CESの一般公開は7日から。

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世界最大のテクノロジー見本市「CES」。2023年は1月5日(米国時間)にアメリカ西部ラスベガスで始まり、ソニーやサムスンなどIT関連企業が出展しました。最新ニュースをまとめました。

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