豪昨年の新車販売7.8%減 森林火災が下押し 8年ぶり低水準

2020/1/6 16:57
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【シドニー=松本史】森林火災はオーストラリア経済の先行きにも影を落としている。豪州自動車工業会(FCAI)が6日発表した2019年の新車販売台数は、前年比7.8%減の106万2867台だった。景気に減速感が出る中、被害が拡大する森林火災が追い打ちとなり、2011年以来の低水準となった。

豪新車販売は2011年以来の低水準に(シドニーの販売店)

前年割れは2年連続。

豪自工会のトニー・ウェーバー最高経営責任者(CEO)は「19年(の販売台数)は豪経済の厳しさを反映している」と指摘。融資の厳格化や賃金の伸びの弱さに加え、19年11月から豪南東部を中心に深刻化した森林火災を理由に挙げた。

豪州の新車販売台数は景気拡大を背景に17年まで3年連続で過去最高を記録していた。ただ同年末から始まった住宅価格の下落を受け、資産価値低減を懸念する消費者の購入意欲が減退。18年は4年ぶりの前年割れとなっていた。

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