「節目の年、挑戦を」 中部企業トップが年頭所感

2020/1/6 19:30
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仕事始めの6日、中部の経済団体や企業のトップが年頭所感を表明した。世界情勢が揺れ動く中、デジタル技術の進展など産業構造も大きく変わっている。2020年は節目の年になるとして、新分野への挑戦や自己変革の重要性を説く声が目立った。

中部経済連合会の豊田鐵郎会長は「欧米や東京を追いかけるのでなく、中部圏の強みを見定めて長期的視点に立って投資する」ことが重要だと訴えた。東邦ガスの冨成義郎社長は「変化に対応するには、自ら変わり続けなければならない」と説き、日本ガイシの大島卓社長は「20年は新たなスタートを迎える年になる」と気を引き締めた。

米国とイランの関係悪化など世界情勢は緊迫している。岡谷鋼機の岡谷篤一社長は「世界的な保護貿易主義の台頭を考慮し、サプライチェーンを含め一段の現地化を進める」と述べた。オークマの家城淳社長は「足元は厳しいが、自動化・無人化需要は一段と高まっていく」との見立てを示した。

27年のリニア中央新幹線の開業を目指すJR東海の金子慎社長は「関係地域の理解を大切にしながら、環境に十分に配慮する姿勢で安全に工事を進める」と述べた。関西電力の金品受領問題に揺れた電力業界では、中部電力の勝野哲社長が「継続的なコンプライアンス(法令順守)体制の強化と信頼回復に努める」と改めて訴えた。

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