ホンダの19年中国新車販売、155万台超で過去最高に

2020/1/6 14:11
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【広州=川上尚志】ホンダは6日、中国での2019年の新車販売台数が18年比8.5%増の155万4433台になったと発表した。2年ぶりに前年実績を上回り、過去最高を更新した。中国全体の新車需要が落ち込むなか、「シビック」を中心に主力車種の販売が好調だった。20年の具体的な販売目標は明らかにしていないが、「19年を上回る規模を目指す」(ホンダ)としている。

ホンダの2019年の中国新車販売は「シビック」や「アコード」など主力車種が堅調だった(19年11月、広東省広州市の展示会)

19年は売れ筋の目安とされる年間販売10万台を7車種が超えた。そのうちシビックは約23万台で過去最高を更新し、「CR-V」と「アコード」も初めて20万台の大台を超えた。18年はCR-Vがリコール問題に絡み一時的な販売停止を余儀なくされ、全体の販売にも響いたが、19年は回復と成長が鮮明になった。

一方で足元の勢いは落ちている。19年12月の販売は前年同月比25.6%減の14万2831台で、10カ月ぶりに前年実績を割り込んだ。18年12月に販売をてこ入れし大幅に台数を増やした反動が出た。主力車種の需要は底堅いが、20年の伸び率は鈍化する可能性もある。

中国全体の19年の新車販売台数は2年連続で前年実績を下回り、18年比1割近く減った見込み。景気の減速などを受け買い控えが続く。ゼネラル・モーターズ(GM)など米国勢や中国独自ブランドの多くが苦戦しているなか、ホンダやトヨタ自動車など日系大手の一部は好調を保っている。

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