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「今年も上り調子で」 神田明神、参拝客でにぎわい

神田明神(東京・千代田)には6日朝、スーツ姿の会社員らが大勢訪れ、商売繁盛などを祈願した。神田明神は大手町や丸の内のビジネス街から近く、毎年多くの企業関係者が初詣に訪れる。

IT(情報技術)企業で働く東京都渋谷区の男性(27)は「2019年は前年の倍以上の売り上げ目標を達成できて良い1年だった」と振り返る。会社は人材育成のeラーニングやウェブ面接などを手がけ、働き方改革が追い風になったといい「今年は3月までに10人以上が入社してくれる予定で、仲間も増える。このまま上り調子でいきたい」と話した。

都内で飲食店を経営する男性(37)は従業員10人と一緒に参拝した。神田明神への初詣は今年で10回目で「売り上げは少しずつ右肩上がり」だが、相次ぐ台風などの自然災害が心配の種という。「食材の価格高騰につながるので、今年は災害がない年になってほしい」と祈った。

建設業を営む世田谷区の男性(38)は「昨年の業績は好調だった。東京五輪後の景気の落ち込みが心配だが、仕事は五輪関係のものばかりではないので、今年も好業績を願っている」と話した。

神田明神は730年、現在の大手町に創建された。新皇と称して関東の独立を目指した平安時代中期の武将、平将門をまつっていることでも知られ、徳川幕府から厚く保護された。

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