タイ枢密院議長にスラユット元首相 国王が任命

2020/1/4 22:26
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タイのワチラロンコン国王は政治関与を強める姿勢を鮮明にしている=ロイター

タイのワチラロンコン国王は政治関与を強める姿勢を鮮明にしている=ロイター

【バンコク=岸本まりみ】タイのワチラロンコン国王は4日、スラユット元首相(76)を国王の諮問機関である枢密院の議長に2日付で任命したと発表した。プミポン前国王からの信任が厚かったプレム前議長が2019年5月に死去したのに伴い、スラユット氏が議長代行を務めていた。国王に近い重要ポストの交代で、タイ王室は名実ともに新時代に入る。

スラユット氏は元陸軍司令官。06年の軍事クーデター後、暫定首相として政権を率いた。これまでに枢密院顧問官などを務めており、妥当な人選とみる向きが強い。

前枢密院議長のプレム氏は前国王の「代理人」として、軍や政財界に絶大な影響力を及ぼした。19年に戴冠式を終えたワチラロンコン国王は政治関与を強める姿勢を鮮明にしている。スラユット氏は国王に最も近い側近の1人として発言力を増しそうだ。

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