岩屋前防衛相「中国企業から金銭授受、断じてない」
IR巡る贈収賄事件で

2020/1/4 10:56
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記者会見で質問に答える岩屋毅前防衛相(4日、大分県別府市)

記者会見で質問に答える岩屋毅前防衛相(4日、大分県別府市)

カジノを含む統合型リゾート(IR)の参入を巡る贈収賄事件で、贈賄の疑いが持たれている中国企業側が現金を渡したと供述した衆院議員5人のうち、自民党の岩屋毅前防衛相(62)=大分3区=が4日に大分県別府市で記者会見し、「中国企業から金銭を受け取ったことは断じてない」と話した。

岩屋氏が代表の自民党支部の収支報告書は、2017年10月に北海道選出の自民党の衆院議員側から100万円の寄付があったと記載。この原資が中国企業からの資金だった可能性が指摘されているが、岩屋氏は「(同年)8月に北海道で開かれた同僚議員の政治資金パーティーで講演したことに対し、お礼として受け取った」とした。

東京地検特捜部の任意聴取を受けたかどうかについては「捜査に関することなので答えを控えたい」と話した。

関係者によると、中国企業「500ドットコム」元顧問の仲里勝憲容疑者(47)=贈賄容疑で逮捕=が特捜部の調べに対して、衆院議員の秋元司容疑者(48)=収賄容疑で逮捕=に現金300万円を提供したとされる2017年9月と同じ頃、別の衆院議員5人に100万円前後を渡したと供述したという。

岩屋氏はこの頃、超党派の「国際観光産業振興議員連盟(IR議連)」で幹部を務めていた。会見では同社について「名前は聞いたことはあるが、IR事業者との認識は無い」と指摘。「(講演をした)政治資金パーティーで名刺交換したかもしれないが、何かを頼まれたりしたことは無い」と話した。同社元顧問の紺野昌彦容疑者(48)=贈賄容疑で逮捕=や仲里容疑者とも「会った記憶は無い」と述べた。

■宮崎氏も金銭受領を否定

カジノを含む統合型リゾート(IR)の参入を巡る贈収賄事件で、中国企業側が現金を渡したと供述した衆院議員5人のうち、宮崎政久法務政務官(54)=比例九州=は3日午後、ツイッターで「金銭の提供を受けたことは一切ございません。その他不正なことや不適切なことも一切ございません」とコメントした。

元沖縄県浦添市議の仲里勝憲容疑者(47)=贈賄容疑で逮捕=とは付き合いがあり、同容疑者の紹介で中国企業「500ドットコム」と一度面会したと説明。宮崎氏は「東京地検に対し積極的に情報を提供した」とし、「地検の担当者には納得いただいたものと理解しています」と強調した。

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