テスラのEV販売、10~12月23%増で最高 年間計画達成

2020/1/4 6:58
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中国・上海の新工場は年15万台の生産能力を持つ=ロイター

中国・上海の新工場は年15万台の生産能力を持つ=ロイター

【シリコンバレー=白石武志】米テスラが3日発表した2019年10~12月の電気自動車(EV)の世界販売台数は前年同期比23%増の11万2000台となり、四半期ベースで過去最高を更新した。19年から欧州や中国に輸出を始めた主力小型車「モデル3」の販売が好調だった。19年通年の販売台数は前年比50%増の36万7500台となり、36万~40万台としてきた年間計画を達成した。

19年10~12月の世界販売台数の車種別の内訳はモデル3が47%増の9万2550台、高級セダン「モデルS」と高級多目的スポーツ車(SUV)「モデルX」が合わせて29%減の1万9450台だった。生産台数は全車種合わせて21%増の10万4891台だった。

テスラにとって米国外で初の完成車の組み立て拠点となる中国・上海の新工場は19年10月に生産を始めた。これまでに1000台近くを生産したとしており、20年1月7日には一般客への納車を始める。19年12月末に現地生産を始めた車載電池パックを除けば、すでに年15万台規模の生産能力を実証したという。

中国生産車の出荷開始を控え、テスラの中国のウェブサイトではモデル3の最廉価グレードの価格を従来よりも9%低い32万3800元(約4万6000ドル)に下げたことも明らかになった。現地生産車に対する補助金適用後の価格は29万9050元となり、競合する上海蔚来汽車(NIO)など中国のEVメーカーの主力モデルを下回る水準となる。

世界最大のEV市場でのシェア拡大につながるとの期待から、3日の米国市場でテスラの株価は前日比3%高で取引を終え、終値ベースで過去最高値を更新した。

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