トルコの航空会社、ゴーン元会長の逃亡で関係者告発

ゴーン元会長逃亡
2020/1/3 20:44
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【ベイルート=木寺もも子】トルコのプライベートジェット運航会社は3日、同社のサービスが日産自動車元会長のカルロス・ゴーン被告(65)の違法な逃亡に使われたとして、1日付で関係者をトルコの司法当局に刑事告発したと発表した。会社側は乗客が元会長だとは気付かなかったとし、マネジャーの一人が勝手に乗客名簿を改ざんしたとしている。

プライベートジェット運航会社のMNGジェットによると、同社は2019年12月末、2機の運航サービスをそれぞれ別の顧客に提供。1機はドバイから関西国際空港、同空港からイスタンブール行きで、もう1機はイスタンブール発ベイルート行きだった。関連書類に元会長の氏名はなく、2件のつながりも考えなかったとしている。

同社の社内調査で、マネジャーの一人が乗客名簿の改ざんを認めた。マネジャーは2日にトルコ司法当局に拘束され、取り調べを受けている。

元会長はイスタンブール経由でレバノンに逃れたとみられているが、トルコ政府は提出されるべき乗客名簿に元会長の名前はなく、トルコに立ち寄った記録がないなどとして捜査している。

トルコ紙は、12月30日早朝にイスタンブールのアタチュルク空港に関西空港からのプライベートジェット機が到着した約30分後、同じ格納庫から別のプライベートジェット機がベイルートに飛び立ったと報じていた。

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