国会議員5人を任意で聴取 中国企業側「現金渡した」

2020/1/3 18:01
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カジノを含む統合型リゾート(IR)の参入を巡る贈収賄事件で、衆院議員の秋元司容疑者(48)=収賄容疑で逮捕=への贈賄の疑いが持たれている中国企業側が現金を渡したと供述した他の5人の衆院議員について、東京地検特捜部が任意で事情聴取していたことが3日、関係者の話で分かった。聴取は2019年末に行われたという。

500ドットコムの本社(中国・深圳)

5人は自民党所属が4人で、日本維新の会所属が1人。中国企業がIR事業への参入を目指していた北海道や沖縄を地盤とする議員や、超党派の「国際観光産業振興議員連盟(IR議連)」の幹部などで、現職の政務官も含まれている。

中国企業は「500ドットコム」。同社元顧問の紺野昌彦容疑者(48)や同、仲里勝憲容疑者(47)ら3人は17年9月に秋元議員に現金300万円を提供したほか、秋元議員の家族旅行の費用約70万円を負担したとして贈賄容疑で逮捕されている。

仲里容疑者は特捜部の調べに対して、秋元議員へ現金を提供したとされる同時期に、「国会議員5人に100万円前後を渡した」などと供述。資金提供をしたとする記録を作成していたという。特捜部は実際に現金の受領があったかどうかを聴いたとみられる。

東京地裁は3日、秋元議員と贈賄側の仲里容疑者ら3人について勾留期限を14日まで10日間、延長する決定をした。昨年12月26日に1月4日までの勾留を認める決定をしていた。

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