「5人の国会議員に現金」 IR汚職、中国企業側供述

2020/1/1 13:00
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秋元司議員が参加したIR関係のシンポジウムには中国企業「500ドットコム」が関わった(2017年8月、那覇市)=IR専門メディア「カジノIRジャパン」提供

秋元司議員が参加したIR関係のシンポジウムには中国企業「500ドットコム」が関わった(2017年8月、那覇市)=IR専門メディア「カジノIRジャパン」提供

カジノを含む統合型リゾート(IR)の参入を巡る贈収賄事件で、衆院議員の秋元司容疑者(48)に賄賂を渡したとされる中国企業側が東京地検特捜部の調べに「国会議員5人に100万円前後の現金を配った」と供述していることが1日、関係者への取材で分かった。供述は同社側の記録とも符合するという。特捜部は実際に現金が渡ったか慎重に調べている。

中国企業「500ドットコム」はIR事業への参入に絡み、2017年9月に秋元議員に現金300万円を提供したほか、秋元議員の北海道への家族旅行費用約70万円を負担した疑いがある。贈賄容疑で逮捕された同社元顧問の仲里勝憲容疑者(47)ら3人は容疑を認めているとされる。

関係者によると、仲里容疑者は秋元議員へ現金を提供したとされる同時期に「他に5人の国会議員へ100万円前後を渡した」などと供述。5人は超党派の「国際観光産業振興議員連盟(IR議連)」の幹部を含む自民党などの議員で、原資は500ドットコム側の資金と説明したという。

仲里容疑者らは秋元議員を含む国会議員に資金提供したとする記録を電子機器に作成しており、供述とも符合するという。特捜部は捜査の過程で記録を入手し、分析を進めている。

政治資金規正法は海外勢力が日本の政治活動に影響して国益が損なわれるのを防ぐため、外国人や外国法人による政治献金を原則禁止している。

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