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金正恩氏「長い闘争を決意」 党会議、異例の4日目

30日に開かれた朝鮮労働党の中央委員会総会で報告する金正恩氏=朝鮮中央通信・ロイター

【ソウル=恩地洋介】北朝鮮の朝鮮中央通信は31日、3日目となる朝鮮労働党の中央委員会総会が30日に開かれたと報じた。金正恩(キム・ジョンウン)委員長は報告で、積極的な外交と軍事的対応を準備すると強調し「苦しく長い闘争を決意した」と述べた。米国との非核化交渉で譲歩せず、米国などによる制裁がさらに長期化する覚悟を説いたとみられる。

党の中央委総会は28日に始まった。会議は続くと伝えており、31日も4日目の会議を開催したもようだ。金正恩氏は1月1日に新年の演説に臨むのが恒例となっている。2020年も実施することになれば、一連の会議で決定した外交や軍事増強などの具体的方針に言及する可能性が高い。

同通信によると、金正恩氏の報告は7時間に及んだ。「国の自主権と安全を徹底的に保障するための積極的で攻勢的な政治外交、軍事的対応措置を準備する」と語り、出席者全員が支持を表明したと伝えている。「我々の前進を妨げるあらゆる挑戦と難関を除去し、進軍の歩をさらに進める」とも主張した。

金正恩氏は19年の新年の演説で、米国が制裁を緩和しなければ「新しい道を模索せざるを得なくなる」と主張。米朝関係は2月末の米朝首脳会談が物別れに終わって以降、停滞状況に陥った。

北朝鮮は強硬姿勢を強め、12月3日には外務省高官が談話を通じて「クリスマスプレゼントに何を選ぶかは米国次第だ」と挑発した。7日と13日には大陸間弾道ミサイル(ICBM)のエンジン燃焼試験とみられる実験を実施したが、トランプ米大統領が許容しない考えを示している長距離弾道ミサイルの発射などには至らなかった。

党の中央委総会が2日以上にわたって開かれたのは約30年ぶり。故金日成主席当時の1990年1月の会議は5日間に及んだ。

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