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ゲノム編集ベビー、誕生させた中国の研究者に懲役3年

【広州=比奈田悠佑】中国の南方科技大学(広東省深圳市)の賀建奎・元副教授がゲノム編集で遺伝子を改変した人間の赤ちゃんを誕生させた問題を巡り、深圳市の裁判所は30日、賀氏に懲役3年の実刑判決を言い渡した。中国国営の新華社通信が報じた。賀氏は遺伝子を操作した赤ちゃんが生まれたことを2018年11月に発表、国内外で「倫理に反する」との批判が広がっていた。

裁判所は実験に関わった広東省と深圳市の医療機構従業員2人にも有罪判決を言い渡した。生殖を目的としたヒト受精卵のゲノム編集は不法な医療行為にあたると指摘した。「国家の科学研究と医療のルールを故意に破り、倫理道徳の限度を超えた」と判断した。

賀氏は17年3月から18年11月にかけ、7組のカップルの受精卵にゲノム編集技術を適用したとされる。いずれも男性がエイズウイルス(HIV)に感染しており、遺伝子操作によって子へのウイルス感染を防ぐ狙いがあったという。裁判所はこの実験で2人が妊娠し、合わせて3人の「ゲノム編集ベビー」が生まれたという事実を明かした。

30日の判決言い渡しは賀氏らの家族や一部メディアが傍聴した。新華社によると賀氏ら3人は罪を認め、後悔の意思を示した。

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