炭鉱と原発、労働者を翻弄 記憶遺産の絵師がみた底流
1964→2020(3)

2019/12/31 2:00
情報元
日本経済新聞 電子版
保存
共有
その他

机に座り、一心不乱に絵筆を運び続けた。炭鉱の記憶を後世に残すという、静かだが苛烈な意志。「労働者としての視点は生涯ぶれなかった」

炭鉱労働の記録画が国連教育科学文化機関(ユネスコ)の世界記憶遺産となった福岡・筑豊の炭鉱絵師、山本作兵衛。孫の緒方恵美さん(58)のまぶたには、祖父の後ろ姿が焼き付く。

作兵衛が水彩で炭鉱画を描き始めたのは、前回東京五輪が開かれた1964年。時に爆発や出水が襲う危険な…

[有料会員限定] この記事は会員限定です。電子版に登録すると続きをお読みいただけます。

保存
共有
印刷
その他

関連企業・業界 日経会社情報DIGITAL

電子版トップ



[PR]