/

小売販売額11月2.1%減 増税で自動車など高額品低調

経済産業省が27日発表した11月の商業動態統計(速報)によると、小売販売額は前年同月比2.1%減の11兆8670億円だった。10月の消費税率引き上げ前に表れた駆け込み需要の反動減が11月も残った。特に自動車や家電、宝飾品など高額商品の販売が低調だった。10月の7.0%減より下げ幅は縮小したが、前回の増税2カ月目にあたる2014年5月の0.4%減よりは大きかった。

減少は2カ月連続。経産省は「9月までに前倒しで高額品を買った人は購入を控えている」との見方を示した。前回の増税とは季節が違うため単純比較は難しいが、減少率だけを見ると、直後の10月に続いて前回増税時より大きかった。一般的に消費が盛り上がる年末年始も増税を受けた節約モードが続くのかが今後の焦点となる。

小売業販売を商品別にみると、自動車小売業が前年同月比5.9%減と大きく落ち込んだ。新車だけでなく中古車や輸入車の販売も不調だった。家電など機械器具小売業は7.8%減。駆け込み需要が大きかったエアコンなど高額な家電の販売が伸び悩んだ。原油価格が下落し、燃料小売業も6カ月連続で減少した。

業態別では、百貨店の販売額が5.9%減で2カ月連続で前年を下回った。11月は気温が高い日が続き、コートなど冬物衣料の動きが鈍かったことも影響した。訪日観光客の減少も引き続き販売を下押ししている。家電大型専門店は5.5%減った。

一方、コンビニエンスストアの販売額は2.3%増と2カ月連続で増加した。大手コンビニでは10月からキャッシュレス決済に2%分のポイントをその場で還元しており、コンビニでの買い物が増えている。

春割ですべての記事が読み放題
今なら2カ月無料!

関連企業・業界

セレクション

トレンドウオッチ

新着

ビジネス

暮らし

ゆとり

新着

ビジネス

暮らし

ゆとり

新着

ビジネス

暮らし

ゆとり

フォローする
有料会員の方のみご利用になれます。気になる連載・コラム・キーワードをフォローすると、「Myニュース」でまとめよみができます。
春割で申し込むログイン
記事を保存する
有料会員の方のみご利用になれます。保存した記事はスマホやタブレットでもご覧いただけます。
春割で申し込むログイン
Think! の投稿を読む
記事と併せて、エキスパート(専門家)のひとこと解説や分析を読むことができます。会員の方のみご利用になれます。
春割で申し込むログイン