埼玉・松伏町にイチゴ狩り農園 鉄建が農業参入

2019/12/26 19:41
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埼玉県松伏町に2020年1月2日、イチゴ狩りが楽しめる観光農園が開業する。中堅ゼネコンの鉄建と農業法人「しゅん・あぐり」(八潮市)の共同出資会社が運営する。鉄建が農業に参入するのは初めて。地域の新たな集客拠点としてPRし、初年度1000万円の売り上げを目指す。

立ったまま収穫しやすいよう高設栽培とした(26日、埼玉県松伏町)

「コロコロいちごファーム」はビニールハウス5棟を連結し、約1万株のイチゴを植えた。収穫しやすいよう高さ1メートルほどの高設栽培とし、甘みや酸味などの特徴が異なる2品種を同じ畝の左右に植えた。その場で食べ比べできるのが売りだ。1回45分間で料金は当面、2300円(小学生以上)とする。

観光農園は農業参入を探っていた鉄建と、イチゴ栽培を検討していたしゅん・あぐりを、武蔵野銀行が引き合わせて実現した。鉄建の伊藤泰司社長は「新しい分野への挑戦を考えていたところ、良いパートナーが見つかった。ノウハウを蓄え、次の展開を考えたい」と語った。

松伏町には鉄道駅がなく、目立った観光資源も少ない。人口減少が進んでおり、町外から人を呼び込める施設の誘致が課題となっている。鈴木勝町長は26日に開いた開業式典で、「観光農園は交流人口を増やす第一歩だ」と期待を寄せた。

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