/

テレビ電話で服薬指導、都市部初 日本調剤が千葉市で

薬剤師がテレビ電話で患者と対面し、処方薬の飲み方を指導して郵送する(千葉市の「日本調剤 椿森薬局」)

調剤薬局大手の日本調剤は26日、患者が自宅などにいながら、薬剤師からテレビ電話で薬の飲み方指導を受けられる「遠隔服薬指導」を千葉市で実施したと発表した。薬は配達されるため、来店の必要がない。処方薬(医療用医薬品)は対面販売が原則だが、離島や都市の一部で実験的に規制緩和が始まっている。都市部での遠隔服薬指導は国内初となる。

日本調剤の椿森薬局(千葉市)で26日午後、患者1人に遠隔服薬指導を実施した。同市の木村病院でオンライン診療を受けている患者で、薬は患者の元に配送する。薬の服薬履歴を管理する「お薬手帳」のアプリから、患者の家族が内容を確認できるようにした。

医師が処方箋が必要な処方薬は、薬剤師と患者の対面販売が原則だった。ただ、2018年に離島やへき地など国家戦略特区の一部で規制が緩和され、ネットを活用した遠隔服薬指導が解禁。9月には厚生労働省の省令改正で都市部の特区でも認められ、千葉市などが準備していた。

都市部の特区では、在宅医療を受けている人や、かかりつけの薬局と自宅の距離が遠い患者の利用を想定する。4日には医薬品医療機器等法(薬機法)の改正案が国会で成立し、早ければ4月に遠隔服薬指導が全面解禁される見通し。患者の来店の負担減につながり、利便性も高まる。

日本調剤で遠隔服薬指導を担当する木村慶彦氏は「全面解禁を前に知見を広げる必要がある。新制度で薬剤師がどのように働けるかを見定めるのが重要だ」と話す。同社は木村病院と連携し、実施数を増やして最適な遠隔服薬指導の手法などをさらに検証する。

春割ですべての記事が読み放題
今なら2カ月無料!

関連企業・業界

企業:

セレクション

トレンドウオッチ

新着

ビジネス

暮らし

ゆとり

新着

ビジネス

暮らし

ゆとり

新着

ビジネス

暮らし

ゆとり

フォローする
有料会員の方のみご利用になれます。気になる連載・コラム・キーワードをフォローすると、「Myニュース」でまとめよみができます。
春割で申し込むログイン
記事を保存する
有料会員の方のみご利用になれます。保存した記事はスマホやタブレットでもご覧いただけます。
春割で申し込むログイン
Think! の投稿を読む
記事と併せて、エキスパート(専門家)のひとこと解説や分析を読むことができます。会員の方のみご利用になれます。
春割で申し込むログイン