虹の靴下でLGBT身近に 函館の支援団体が販売

2019/12/26 9:42
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北海道函館市のLGBT支援団体「レインボーはこだてプロジェクト」(RHP)が、性的少数者の存在を身近に感じてほしいと、多様性を象徴する虹のような靴下を販売している。事務局の北海道教育大函館校2年、遠藤遥奈さん(21)は「多くの人にはいてもらい、レインボーの意味を知るきっかけにしてほしい」と期待する。

 「レインボーはこだてプロジェクト」が販売する虹色の靴下を見せる田中美怜さん(左)と遠藤遥奈さん(北海道函館市)=共同

「レインボーはこだてプロジェクト」が販売する虹色の靴下を見せる田中美怜さん(左)と遠藤遥奈さん(北海道函館市)=共同

靴下には、LGBTのパレードで使われる旗にちなんでピンク、赤、オレンジ、黄、緑、ターコイズブルー、藍、紫の8色を使用。藍は「調和」、紫は「精神」とそれぞれに意味がある。手に取ってもらいやすいよう、日本文化になじみのある淡い色にする工夫も凝らした。

RHPは昨年10月、LGBTを取り上げる函館校の授業の受講生らが中心となって始まり、約30人で活動している。「目標として、何か残せるものを」。今年1月、アイデアを出し合って決まったのが靴下だった。

発案者の同校3年、田中美怜さん(21)は「LGBTは、気付かないだけでそばにいる。みんなに気付かれないぐらい身近にある靴下に思いを重ねた」と話す。

メーカー数社と交渉を重ね、発注数の折り合いが付かなかったり「オーダーメードはできない」と断られたりといった苦労もあったが、大阪府枚方市の会社に決まり、4月末に完成。イベントなどで、1足千円で販売すると「かわいい」と評判で、約8カ月で300足近くが売れた。売上金は活動資金にするという。

靴下のキャッチフレーズは坂本九のヒット曲「上を向いて歩こう」になぞらえ「虹をはいて歩こう」。田中さんは「はくことでそれぞれのセクシュアリティーに誇りを持ってほしい」と話した。

問い合わせはメールrainbow.hakodate@gmail.comへ。〔共同〕

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