女川原発2号機が「合格」 再稼働、他原発の今後左右
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全国の原子力発電所の中で2011年の東日本大震災の震源に最も近い東北電力女川原発(宮城県女川町、石巻市)の2号機が11月、原子力規制委員会の安全審査に事実上合格した。高さ約13メートルの津波や激しい揺れに襲われても、事前の設計が奏功して事故を免れた。ただ、被災した建物の健全性評価などに時間がかかり、審査に約6年を費やした。たびたび津波や地震に襲われてきた三陸地方にある同原発のあり方は他原発の行く末にも影響...
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