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首相、習氏国賓来日の意義強調 懸案は会談で提起

【成都=宮坂正太郎】安倍晋三首相は24日、中国・成都での内外記者会見で、2020年春の習近平(シー・ジンピン)国家主席の国賓待遇の来日に関し「日中両国はアジアや世界の平和、安定、繁栄に大きな責任を有しており、責任を果たす意思を明確に内外に示す機会だ」と述べた。意義についても「アジアや国際社会から求められている」と強調した。

記者会見する安倍首相(24日、中国・成都)=共同

新しい日中両国の関係を定義する「第5の政治文書」については「現時点で何も申し上げることができない」と語った。今回の会談を踏まえ「各分野での成果が上がるよう、日中双方で一つ一つ努力していきたい」と意欲を示した。

首相は沖縄県・尖閣諸島周辺への中国公船の侵入などを念頭に「中国との間には様々な懸案が存在している」と指摘した。そのうえで23日の日中首脳会談で「懸案は私から直接提起した」と明らかにした。

ロシアとの平和条約締結に関しては「難しい問題だが、日本の首相として当然、終止符を打つために全力を尽くす義務が私にはある。私が先頭に立って、解決する決意に全く変わりはない」と強調した。

ロシアのプーチン大統領は19日の年次記者会見で平和条約交渉の解決策は「まだない」などと述べていた。首相は「領土問題を解決して平和条約を締結するという基本方針のもと真剣に交渉を続けている」と説明した。

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