招待区分「60は首相枠」 共産議員、05年の資料公表

2019/12/24 18:01
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共産党の宮本徹衆院議員は24日、「桜を見る会」の招待区分「60」が首相推薦枠だと明記された2005年開催時の資料を公表した。「60」は預託商法などが問題視された「ジャパンライフ」元会長の15年の招待状に付されており、野党は安倍晋三首相の推薦枠だったとの見方を強めた。内閣府は、過去の資料のため、最近の区分の裏付けにならないと主張した。

宮本氏によると、資料は国立公文書館で開示された決裁文書ファイルに含まれていた「分野別招待者数」の一覧表。区分60は「総理大臣」で人数は737人、61は自民党で1483人、62は公明党で200人と記されていた。続いて65が官房長官、66が官房副長官で、人数はそれぞれ132人と192人だった。

宮本氏は24日の野党追及本部会合で、資料を基に「現在も60番は首相枠ではないのか」とただした。内閣府の担当者は「05年はそうだったのかもしれないが(最近は)名簿を廃棄しており答えられない」と繰り返した。

文書ファイルには、06年の招待者決定について当時の小泉純一郎首相や安倍官房長官(現首相)が決裁したことを示す資料も残っていた。内閣府側は「現在は決裁を取っていない」と説明した。

内閣府は23日の参院内閣委員会理事会で、今年の区分番号60について担当者への聞き取り結果として「官邸や与党の枠だった」とは認めた。

〔共同〕

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