西部ガス、ベトナムでガス配給 国営系に出資

2019/12/24 17:46
保存
共有
印刷
その他

西部ガスは24日、ベトナムの国営ガス大手ペトロベトナムガス(PVG)の子会社、ペトロベトナム低圧ガス配給(PVGD、ホーチミン市)に出資すると発表した。西部ガスにとって海外のエネルギー事業への投資は初めて。21%の株式を取得して持ち分適用会社とする。出資額は数十億円とみられる。今後、配当収入に加えてノウハウの供与などで事業拡大を図る。

PVGD社はハノイやホーチミンの工業団地向けに現地の海上ガス田から採取した天然ガスをパイプラインで供給している。2018年12月期の売上高は385億円、資本金は約43億円だった。

同社には東京ガスも2017年に出資しており、24.9%の株式を保有している。株式は複数の株主から年明けにも取得する予定で、24日に売買契約を締結した。

ベトナムは若年人口が多く、東南アジアの国の中でも今後高い経済成長が見込める。足元ではエネルギー需要の増加に伴って液化天然ガス(LNG)の輸入を検討しているといい、ガス市場は一段と拡大する見通しだ。

今後、ベトナム以外のエネルギー企業への投資については「いい案件があれば検討していきたい」(国際エネルギー事業部企画グループの中村卓也マネジャー)とした。

保存
共有
印刷
その他

関連企業・業界 日経会社情報DIGITAL

電子版トップ



[PR]