サッポロHD、米国の清涼飲料事業から撤退へ
[有料会員限定]
サッポロホールディングス(HD)は米国での清涼飲料事業から撤退する。24日、豊田通商との共同出資会社で、果汁飲料を生産する米カントリーピュアフーズ(オハイオ州)を米投資ファンドのブルーポイントキャピタルパートナーズに全株を約80億円で売却することで合意した。コスト削減で営業赤字を減らしてきたが、中長期の成長が見込みにくいと判断した。北米では経営資源を酒類に集中する。
カントリーピュアフーズは米国に5工場を持ち、学校や病院向けの給...
この記事は会員限定です。登録すると続きをお読みいただけます。
残り619文字