[FT]緊縮が壊した欧州中道派 戦略変えられず党勢後退

ウォルフガング・ムンヒャウ
FT
FT commentators
2019/12/24 23:00
情報元
日本経済新聞 電子版
保存
共有
その他

欧州の中道派の衰退の兆候はかなり前からはっきりと見えていた。

2009年、ドイツでのちにドイツ社会民主党(SPD)の首相候補になるシュタインブリュック財務相(当時)が憲法にあたる基本法に財政収支均衡の規定を導入した。この規定が、ドイツの恒常的な財政黒字と重要インフラへの投資不足を生み出した。

最近のドイツの企業団体と労働組合による共同研究では、投資不足は実に4500億ユーロ(約55兆円)にのぼる…

電子版の記事が今なら2カ月無料

[有料会員限定] この記事は会員限定です。電子版に登録すると続きをお読みいただけます。

ウォルフガング・ムンヒャウ

FT commentators

ヨーロピアン・コメンテーター

Wolfgang Münchau 1961年生まれ。英紙タイムズでワシントン特派員やブリュッセル特派員を経てFTへ。99年からFTドイツ語版の立ち上げに参画、2001~03年ドイツ語版編集長。その後は欧州の政治・経済のコメンテーターとしてユーロ危機やEU(欧州連合)統合問題、英EU離脱問題について執筆を重ねている。

    ソーシャルアカウント:

FT commentators

電子版トップ



[PR]