エディオン、プログラミング教室買収 店舗内で授業

2019/12/23 17:39
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エディオンは23日、子供向けプログラミング教室「ロボ団」を展開する夢見る(堺市)を買収したと発表した。買収額は十数億円。店舗内に教室を併設し、家族客の来店を促すほか、パソコンの販売増につなげる。コモディティー化が進む家電は価格競争が激しく、今後量販店は大きな成長が見込めない。家電以外のサービスを充実させて来店客を増やす。

エディオンの久保允誉会長兼社長(右)と夢見るの重見彰則社長(左、23日大阪市)

夢見る(堺市)は子供向けプログラミング教室を展開する

23日、大阪市内で記者会見したエディオンの久保允誉会長兼社長は「人工知能(AI)の時代に適応できる子供を育てたい。事業としても採算がとれる」と話した。夢見るはロボットを使ってプログラミングを教えるのが特徴で、国内外115カ所で展開している。2020年度に小学校でプログラミング教育が義務化され、教室の需要が高まるとみる。

エディオンはこれまで2カ所で自前のプログラミング教室を展開していた。今後は「ロボ団」のブランドで出店。店舗外の教室でも月謝に応じてエディオンのポイントを付与するといった施策を検討する。

家電量販店は電子商取引(EC)や同業との価格競争が激しく、多角化を進める動きが広がっている。ヤマダ電機大塚家具を子会社化すると発表した。ビックカメラは酒類や免税品などに力を入れている。

夢見るはエディオンの持つ店舗網など経営資源を生かして地方の出店を加速する。直営店に加えて、学習塾や幼稚園にロボ団のフランチャイズチェーン(FC)の加盟を募る。夢見るの重見彰則社長は「エディオンとロボ団の主要顧客は同じファミリー層だ。出店を加速して3000人強の生徒数を将来は1万人に増やしたい」と話した。

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