中国、859品目関税下げ 豚肉やオレンジジュース

2019/12/23 11:43
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国内の製造業の支援もにらみ、関連部品などの関税も引き下げる(上海の港に並ぶコンテナ)

国内の製造業の支援もにらみ、関連部品などの関税も引き下げる(上海の港に並ぶコンテナ)

【北京=羽田野主】中国国務院(政府)は23日、2020年1月1日から冷凍豚肉やオレンジジュースなど859品目の輸入関税を引き下げると発表した。米中の貿易協議が第1段階の合意に達したことを受け、中国が積極的に市場を開放する姿勢をアピールする狙いがある。国内の製造業の支援もにらみ、関連の部品などの関税も引き下げる。

豚肉は米国が輸出拡大を目指しており対米にらみの措置だ。中国国内ではアフリカ豚コレラ(ASF)がまん延し、豚肉価格が急騰している。輸入の拡大で価格上昇を抑える狙いもある。米国はオレンジジュースの生産大国であり、米国を意識した可能性が高い。農産物ではほかに冷凍アボカドの関税も下げる。

国内の製造業を支えるため、関連する設備や部品の関税率も下げる。半導体検査装置や高圧タービン、自動変速機などの関税を下げる。中国の先進技術を進歩させるための措置としている。ぜんそくや新型の糖尿病の治療薬の原料などの関税も下げ、新薬の生産を促進する。

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