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投資初心者へ43人のアドバイス(投信ブロガー)

2020/1/6 12:00
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自身のリアルな投資体験を日々ブログにつづる投信ブロガー。彼ら、彼女らが発信するメッセージから投資初心者が学べることは多い。QUICK資産運用研究所が日本経済新聞電子版の投信コラムで連載している「投信ブロガー」シリーズには、この2年あまりで43人が登場した。これまでの取材で見えてきた投信ブロガーの共通点をまとめた。

■きっかけは「漠然とした不安」やNISA、結婚・出産など

投資を始めたきっかけで多かったのは、「預貯金の利率がほぼゼロに近く、漠然と不安を覚えて」「2014年の少額投資非課税制度(NISA)開始」「(結婚や出産などで)家族が増えた」などだった。目的では「老後の生活資金づくり」や「子どもの教育資金づくり」が目立った。

初めて購入した商品は「個別株」というブロガーが少なくなかった。ただ、株主優待にひかれて始めたものの、値動きの大きさなどに耐えられなくなり、長期目線で投資信託をコツコツ積み立てる投資に切り替えるケースが多いのも特徴だ。

■商品選びはコスト重視、「投資哲学」に共感も

商品選びでは「低コスト(信託報酬の安さ)」を重視する人が圧倒的に多かった。実際にほとんどのブロガーはコストが安く、市場平均並みのリターンを狙うインデックス型(指数連動型)の投資信託を資産の中核に組み入れている。投資哲学や情報開示の姿勢に強く共感し、アクティブ型(積極運用型)を選ぶブロガーも少なからずいた。

投資を始めて「良かった」と感じ、成功体験を積んだブロガーが多かったのも目を引いた。その理由は「金融、経済分野の知識が増えた」「投資関連のイベントを通じて交友関係が広がった」「資産形成することで将来への不安が減った」などだ。投資で得た運用益だけでなく、「副産物」への満足度も大きいようだ。

■投信ブロガーのアドバイスは

取材では、これから資産運用を始める人や始めたばかりの人へのアドバイスも聞いた。「投資は怖い」「難しそう」といった気持ちが強い人にとって、実体験に基づくブロガーの言葉は背中を押してくれそうだ。主な内容をまとめてみた。

・誰でも最初は初心者
・まずは少額でいいので、投資の一歩を踏み出してみる
・失敗してもどうってことはない金額で始める
・はじめから最適なものを選ぼうとしない
・最低限の知識は本などで学び、あとはとにかくやってみる
・「習うより慣れろ」が肝心
・収入と支出を把握することが資産形成の第一歩
・銘柄選びに困ったら「つみたてNISA」対象ファンドから
・「投信ブロガーが選ぶ!Fund of the Year」の上位入賞ファンドにも注目
・内容や仕組みがわからない商品は購入しない
・投資にのめり込むのではなく、ちょうどいい距離感で
・非課税制度をうまく活用しよう
・元本割れのリスクは腹をくくって受け入れ、長期的な視点を忘れない
・「長期・分散・積み立て」で投資を継続し、途中退場しない
・資産形成は人生のリスクを乗り越えていくための味方になってくれる

(QUICK資産運用研究所 望月瑞希)

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