キューバ首相にマレロ氏 憲法改正で創設、国会任命

2019/12/23 8:08
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【ハバナ=共同】カリブ海の社会主義国キューバの人民権力全国会議(国会)は21日、ことし改正された憲法で創設された首相職に、これまで観光相を務めてきたマヌエル・マレロ氏(56)を任命した。任期は5年。やはり改正憲法で創設された大統領職に10月に就任した、ディアスカネル氏(59)を補佐する役割を果たす。

ポーズをとるマレロ氏(21日、ハバナ)=ロイター

大統領や首相などのポスト創設は、1959年のキューバ革命世代が一線を退く中、これまでカストロ兄弟に集中していた権力の分散を図ることが目的とみられている。

マレロ氏は観光関連の国営企業勤務を経て、2004年から観光相。首相に指名したディアスカネル大統領は「経済で重要な役割を持つ観光相を務め、外国のカウンターパートとの交渉術にもたけている」と称賛した。

首相職は革命後も存続していたが、1976年の国家評議会創設に伴い大統領職とともに廃止され、国家評議会議長(元首に相当)となった故フィデル・カストロ氏が閣僚評議会議長(首相に相当)、軍最高司令官、共産党トップの第1書記と全権を掌握した。弟のラウル・カストロ氏(88)は、共産党第1書記に2021年4月までとどまる予定で、政治的影響力を保持している。

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