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視力1.0未満が過去最多 小学生34%、中高生も

文部科学省は21日までに、2019年度学校保健統計調査(速報値)を発表した。裸眼の視力が「1.0未満」の小学生は5年連続の増加で34.57%。中学生の57.47%、高校生の67.64%とともに、いずれも過去最多の割合となった。虫歯の割合については中高生で過去最少となった。

文科省は視力低下について「スマートフォンの普及などで、近くで物を見る時間が増えたり、屋外で遊ぶ機会が減って、あまり遠くを見なくなったりしていることが背景にあるのではないか」と推測。視力と生活習慣に関する別の調査について詳細な分析を進めており、結果を本年度中に公表する方針。

虫歯は治療済みも含めた割合で中学生が34.00%、高校生が43.68%となり、いずれも過去最少。小学生は44.82%。ピークだった1980年度前後は小中高とも90%を超えていたが、減少傾向が続いている。各家庭で口腔(こうくう)ケアの意識が高まっていることなどが要因とみている。

性別や年齢別、身長別の標準体重から算出して肥満傾向があるとされた子どもの割合を学年別に見ると、男子で最も高かったのは高1の11.72%、女子は小6の8.84%だった。前年度と比べて減少していたのは、高2男子と小1、中3女子だけだった。

鼻・副鼻腔(びくう)疾患の中学生は12.10%、高校生は9.92%で、これまでで最も多かった。耳疾患の高校生も2.87%と過去最多。文科省は、アレルギー疾患の子どもが増えている影響が考えられるとしている。〔共同〕

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