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NYダウ78ドル高、連日最高値更新 出遅れ銘柄に買い

【NQNニューヨーク=岩本貴子】20日の米株式市場でダウ工業株30種平均は続伸した。前日比78ドル13セント(0.3%)高の2万8455ドル09セントで終えた。連日で過去最高値を更新した。米中の貿易協議の第1段階の合意を受けて相場の先高観が広がっており、この日も買いを促した。最近の上昇局面で出遅れていたディフェンシブ銘柄を物色する動きが広がった。

中国国営の新華社が21日(米東部時間では20日)、トランプ米大統領と電話で協議した習近平(シー・ジンピン)国家主席が「両国と世界の繁栄にプラスだ」と米中合意を歓迎したと伝えた。米中は来年にも合意文書に署名するとみられる。

投資家がリスク資産の先行きに強気になり「これまで現金や米国債に振り向けていた資金を株式に戻している」(SIAウェルス・マネジメントのコリン・チェシンスキ氏)との声が聞かれた。

20日は投資家が保有銘柄を入れ替える循環物色の動きもみられた。12月に入って上昇が目立っていたハイテク株や銀行株の上値が重かった一方、出遅れ気味だったヘルスケアや食品、通信などディフェンシブ銘柄が買われた。製薬のメルク、通信のベライゾン・コミュニケーションズ、飲料のコカ・コーラの上昇が目立った。

半導体株を買う動きも続いた。次世代通信規格「5G」の普及を背景に来年からメモリー市況が改善に向かうとの見方が強まっている。ウエスタンデジタルが4%高、インテルとエヌビディアは2%近く上げた。アプライドマテリアルズなど半導体製造装置株も総じて高かった。

米商務省が20日発表した11月の個人消費支出は前月比0.4%増えた。市場予想並みながら堅調な伸びが確認された。賃金上昇が消費拡大を支えていることが示された。米景気への楽観論につながり、株式市場への資金流入を後押しした。

ハイテク株比率が高いナスダック総合株価指数は8日続伸し、前日比37.737ポイント(0.4%)高の8924.955で終えた。機関投資家が運用の参考にするS&P500種株価指数は続伸し、前日比15.85ポイント(0.5%)高の3221.22で終えた。両指数とも過去最高値を更新した。

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