フィッチ、アルゼンチン国債「部分的デフォルト」に

2019/12/21 6:23
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【サンティアゴ=外山尚之】格付け会社フィッチ・レーティングスは20日、アルゼンチンの長期国債と短期国債について、部分的なデフォルト(債務不履行)を示す「RD」に格下げした。デフォルト状態への格下げは8月以来。12月10日に発足したフェルナンデス政権は債務繰り延べを主張しており、19日にドル建ての短期国債の返済延期を発表していた。

アルゼンチンのフェルナンデス大統領(10日、ブエノスアイレス)

今回の格下げの原因となったのが、19日にフェルナンデス政権が発表した、総額90億ドル(約9800億円)にのぼるドル建ての短期国債の返済延期案だ。2020年8月31日まで支払いを停止するとしており、これがデフォルト状態にあたると判断された。

アルゼンチンでは8月の通貨急落を機に債務問題が浮上し、フィッチを含む格付け大手が相次ぎ国債をデフォルト状態と認定。その後、返済条件がまとまり、デフォルト状態が解消されたばかりだった。

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