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米福音派有力誌がトランプ氏から離反 ウクライナ疑惑受け

【ワシントン=中村亮】米国のキリスト教福音派の有力誌「クリスチャニティー・トゥデー」が、同派の多くの信者が支持してきたトランプ大統領を上院での弾劾裁判で罷免すべきだとする論評を掲載した。トランプ氏が「ウクライナ疑惑」をめぐり「憲法に抵触し道徳にも大きく反した」ためとしており、キリスト教保守勢力のトランプ氏への支持にほころびが出ていることをうかがわせた。

トランプ米大統領はキリスト教福音派に肩入れする政策を進めてきた=ロイター

同誌は19日に電子版で、トランプ氏が2020年の大統領選で優位に立つためウクライナ政府を通じてバイデン前副大統領の信用をおとしめようとしたと指摘。「これは道徳心を失って混乱する人間のほぼ完璧な典型例だ」と断じた。「トランプ氏を上院で罷免するか、次の選挙で落とすかは良識で判断すべきだ」と強調した。

福音派はトランプ氏の支持基盤として知られる。同誌は福音派に大きな影響力を持ったビリー・グラハム師が創刊した経緯もあり、離反は再選を目指すトランプ氏にとって打撃となるとの指摘もある。グラハム師は16年の大統領選でトランプ氏を支持した。

トランプ氏は20日、ツイッターで同誌を「極左雑誌だ」と批判。「私はどの歴代大統領よりも福音派のために成果を出してきた。その成果は他の追随を許さない」と主張した。「民主党からは何も得られない」とも強調し、同誌の呼びかけに応じないよう福音派の信者に訴えた。

トランプ氏はエルサレムをイスラエルの首都として承認したり、人工妊娠中絶に厳しい姿勢を示したりして、福音派に肩入れする政策を進めてきた。

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