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コメ農地、衛星データで選ぶ 神明、JAXA発企業と連携

コメ卸最大手の神明ホールディングス(HD、神戸市)は20日、人工衛星データ活用を手掛けるスタートアップ、天地人(東京・港)と連携すると発表した。過去からの降水量や地表温度といった衛星データを人工知能(AI)が解析し、農産物の収穫量が増えそうな圃場を見つける。2020年秋の収穫をめざし、傘下の元気寿司などで提供する。

天地人は、宇宙航空研究開発機構(JAXA)から生まれたスタートアップ。高い収量が見込める場所を分析し協力するコメ農家を神明HDが募る。収穫米は「宇宙ビッグデータ米」と名付け、傘下の飲食店で利用する。増加する耕作放棄地の有効活用にもつなげる。

農林水産省によると農業就業人口は18年に175万人と、直近の10年で100万人以上も減っている。65歳以上が占める割合は60%から68%と増えており、若い新規就農者を増やす狙いもある。神明HDは20年春に立ち上げる予定のコメ農家塾との連携も検討する。

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