ヤマハ発、EV用モーターに参入 20年に試作販売

2019/12/20 18:13
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ヤマハ発動機は電気自動車(EV)やプラグインハイブリッド車(PHV)の中核部品である駆動用モーターの生産に参入する。日高祥博社長が日本経済新聞などの取材に対して明らかにした。2020年2月にも試作品の外販を始める。四輪車のモーター製造は同社として初めて。自動車の環境規制の強化に伴い、世界的にEVの需要が高まる中、新たな収益の柱に育てる。

ヤマハ発は現在、自社の電動アシスト付き自転車向けの小型モーターを生産しているが、四輪用の高出力モーターを製品化するのは初めて。完成車メーカーに対してEVなどの部品として外販するほか、ヤマハ発が今後製品化する電動大型バイクへの搭載も視野に入れる。

日高社長はモーターの詳細についての言及は避けたものの、「トヨタなどの四輪メーカーが既にやっているものは使ってもらえない。ハイスペックなものよりも、新しいソリューションを提案したい」と述べた。同社はガソリン車向けのエンジン部品も生産しており、トヨタ自動車などに供給している。

ヤマハ発は13年に四輪事業への参入を表明し乗用車の開発を続けてきたが、18年末に採算がとれないと判断して事業を凍結した。駆動用部品の開発は継続しており、これまで蓄積したノウハウをEV向けモーターの事業化に振り向けたい考えだ。

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