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「万博期間、IR開業避けて」 BIEが意向

大阪府・市が誘致を目指すカジノを含む統合型リゾート(IR)を巡り、2025年国際博覧会(大阪・関西万博)の開催期間中はIRを開業しないよう、博覧会国際事務局(BIE、本部・パリ)が日本政府に求めていることが20日、万博関係者への取材で分かった。BIEは万博開催中に隣でIRが開業し、来場者が集中して混乱することを不安視しているという。

吉村洋文知事は20日、記者団に対し「要請があるのは承知している」と説明。万博前にIR開業すれば問題ないとの認識を示し「特に大きな影響が出るとは思っていない」と述べた。

吉村氏はBIEの要望に応じ、募集要項に盛り込む方針。府・市は万博前のIR開業を目指しているが、事業者から工期の短さを懸念する声が出ており、万博終了後の26年度の全面開業を容認する方向で調整している。

万博は25年4月13日から10月13日に大阪市此花区の人工島・夢洲(ゆめしま)で開かれる。万博とIRの工事が重なったり、万博期間中にIRの工事が行われたりすることへの懸念もある。

万博の運営主体「日本国際博覧会協会」の石毛博行事務総長は13日、「府・市には『万博ファースト』をお願いした」と強調。松井一郎市長も同日、「万博は失敗できない国家プロジェクトだと理解している」と述べ、万博開催に配慮する考えを示している。

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