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新元号「令和」に 200年ぶり天皇退位(点描2019)

トランプ氏、国賓来日

新元号「令和」を公表する菅官房長官(4月、首相官邸)

5月1日、天皇陛下の即位と同時に元号が平成から「令和」に改まった。約200年ぶりの天皇の退位に伴う改元で、政府は1カ月前の4月1日、有識者会議などを経て新元号を決めた。出典は「万葉集」で、元号の漢字を日本の古典(国書)から採用したのは確認できる限り初めてだった。

「人々が美しく心を寄せあうなかで、文化が生まれ育つという意味が込められている」。安倍晋三首相は元号決定の記者会見で令和について説明した。考案者は万葉学者の中西進・大阪女子大名誉教授とされる。

新元号は「平成」の代替わり時を踏襲し、菅義偉官房長官が発表した。墨書を掲げた菅氏は「令和おじさん」として知名度を上げ、各種世論調査でポスト安倍の有力候補に浮上した。

歓迎行事で天皇陛下と並んで歩くトランプ氏(5月、皇居・東庭)

即位に合わせた外交も注目を集めた。5月25~28日に令和初の国賓として、トランプ米大統領が来日した。天皇陛下との会見や晩さん会のほか、首相とのゴルフや大相撲観戦などの厚遇で迎えた。首相とトランプ氏は自衛隊の護衛艦「かが」に乗艦し、強固な日米同盟を国際社会に示した。

10月22日には天皇の即位を国内外に宣明する「即位礼正殿の儀」が行われた。英国のチャールズ皇太子や中国の王岐山(ワン・チーシャン)国家副主席ら内外から約2千人が参列した。

首相は儀式の前後5日間で王氏や韓国の李洛淵(イ・ナギョン)首相ら各国要人約60人とのマラソン会談に臨み「即位礼外交」を展開した。

新しい「令和」の時代が幕を開けた2019年。日本の内政と外交を振り返る。

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