ロシア・ウクライナ・EUが「原則合意」 ガス輸送巡り

2019/12/20 6:14
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【ブリュッセル=竹内康雄】ロシアからウクライナ経由のパイプラインで欧州連合(EU)域内に送る天然ガスの扱いを巡り、両国とEUは19日、閣僚級の会議をベルリンで開いた。輸送契約は12月末までだが、EUの執行機関、欧州委員会のシェフチョビッチ副委員長は「原則合意に達した」と述べ、協議が前進したとの認識を示した。だが、合意文書は公表されておらず、なお難航している可能性もある。

協議後に記者会見にのぞむEU、ロシア、ウクライナのエネルギー担当の閣僚(19日、ベルリン)=ロイター

シェフチョビッチ氏は協議後の記者会見で「3カ国・地域にとってより前向きなニュースだ」と述べた。合意は主要な要素を含むと語り、契約が延長されるとの見解を示した。AFP通信によると、ロシアのノバク・エネルギー相は、合意が「すぐに署名されることを望む」と語った。合意文書は文言の調整が残っているといい、20日以降に公表される見通しだ。

ウクライナ政府は歳入の一定割合をガスの通過料に依存しており、長期の契約更新を求めていたが、ウクライナ東部の紛争を巡るロシアとの対立が続いていることもあり、協議は難航していた。

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